雨漏りは家の中に雨漏りのサインが出て初めて気づくと思いますが、その箇所の特定ができないと状態を悪化させるだけです。特定方法をまとめてみました。

1.目視による屋根、外装の点検

天井にシミが出ている

屋根の可能性が高く瓦屋根ですと棟瓦の隙間から雨水が侵入したり、平瓦が割れたりずれてしまうことにより雨漏りします。

スレート屋根はスレートにひび割れができていたり棟板金などの役物が強風で飛ばされて雨漏りすることもあります。

スレート屋根、瓦屋根共に雨漏りしているからと言ってガチガチにコーキングで隙間を埋めてしまうと毛細管現象を引き起こし雨漏りがよりひどくなってしまいます。

トタン屋根は痛みやすいので強風で簡単にはがれてしまったりサビて穴が空いたりして雨漏りしていることがあるので注意が必要です。

壁のクロスにシミができている

壁のクロスのシミは窓のサッシ周りの水切り(雨水の侵入を防ぐ部分)の施工の不具合、劣化や外壁の塗装がはがれて防水機能の低下などが考えられます。

さらには換気扇の隙間や壁に設置されているヒサシなどの鉄部分の隙間から雨水が侵入することもありますし、家の作りが複雑な場合は雨漏り箇所は増えます。

2.散水調査による点検

目視の点検だけでは正確な箇所がわからない場合は散水による調査を行います。通常の雨を想定して上から下に1箇所30分ほどホースで水道水をかけていくのですが、それでも雨漏り箇所を特定できない場合は台風のような雨を想定して下から水もかけたほうがいいです。

雨漏りを長年放置していると雨水の経路が複雑にできていたり建物も中に雨水が溜まって1時間以上水を流さないと雨漏りしてこない場合などもあるので様々な方法で試していきます。

3.サーモグラフィーによる調査

家の中で雨水が侵入している箇所は温度が低くなるためサーモグラフィーを当てることでピンポイントで雨漏り箇所を特定することもできます。できればホースで水を流しながらだとより特定しやすいでしょう

まとめ

雨漏りを起こしたら原因を究明する前にリフォームをするのでは無くしっかり点検調査をしてからどういうリフォームをするか計画を立てることが重要です。

雨漏り修理や屋根、外壁塗装のトラブルなどのご相談や点検調査やお見積もりなどプロがお伺いして全て無料です。お気軽にご連絡ください!

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