台風の季節になりましたが台風による家の被害で一番多いのは屋根の破損です。

どう言ったものがありどういう対策をするか解説しました。

棟板金が飛ばされた

一番よくあるトラブルですが台風で棟板金が飛ばされると中の木材がむき出しになってしまうので将来的に雨漏りにつながってしまうので放置されることは危険です。飛ばされた棟板金は変形して戻せなくなっていることが多いのでブルーシートを被せて応急処置します。

意外に棟板金は軽いので飛ばされたこと自体気づいていない方も多いですので数ヶ月後に雨漏りしてしまったということにもなりかねません。それを防ぐには台風の翌日にプロに屋根点検を受けてください。

さらに台風の後は ”お宅の棟板金が浮いていますよ” と嘘を言ってくる飛び込みの訪問販売が増えるのでご注意ください!

棟瓦、鬼瓦が飛ばされる

古い瓦屋根の家ですと瓦を固定している銅線が切れていたり漆喰が流れていたりして瓦がずれたままになっています。そうすると台風などの強風で瓦が落ちてくることがあります。古い瓦屋根の下地は劣化した防水紙で雨漏りを防いでいるのであっという間に雨漏りしてしまいます。さらに瓦が下に落ちずに屋根の上でずれたままで残っていると気づかないうちに雨漏りしてしまうので応急処置として瓦を一旦戻して瓦用のコーキング剤で飛ばないように固定しておきます。

トタン屋根が剥がされる

トタン屋根は劣化しやすい屋根で軽いので固定している釘のサビ、劣化や下地の木材の腐食はよく起きるため台風などの突風や強風で剥がされてしまうことはよく起きます。剥がされたトタン屋根は軽く柔らかいので風で煽られさらに破損箇所が大きくなってしまうので応急処置として元に戻し何箇所か釘で固定し直して、さらにブルーシートで固定します。

雨樋が外れる

雨樋は固定している金具が劣化していると台風などの強風に煽られて外れてしまいます。さらに雨樋が紫外線などの影響で白くなって劣化していると割れやすくなるため注意が必要です。

雨樋の故障を放置すると雨水が溢れて外壁に降り注いでしまい外壁の劣化を早めてしまいます。

対策は割れたり外れてしまった部分を雨樋補修様の防水テープですぐに固定して雨水が溢れるのを防ぎます。しかし1回などの低い雨樋の修理なら自分でできるとやろうとすると大怪我に繋がります、というのもプロの職人も油断からか2階より1階からの転落事故が多いのです。

他にも強風でアンテナが倒れスレート屋根や瓦屋根が割れたりヒビが入ることがあるのでそちらの点検も一緒に行ってください!

怪しい業者を避けてプロに任せる

台風で屋根が飛ばされたらすぐにプロに修理や工事を依頼することが大事です。しかし台風の後はどこから来たかわからない飛び込みの屋根修理の訪問販売も増えます(お宅の棟板金が浮いていますよ!  火災保険を使って0円で屋根修理できますよ!)

しかしそういう会社には工事の補償なども含めて信用できないので工事を依頼してはいけません。

優良屋根修理会社は屋根の点検などもせずにいきなり高額なリフォーム工事を勧めてくるのではなくしっかり調査点検して見積もりを出してくれる会社や、工事までの間に雨が降ったり風がふいても大丈夫な様に応急処置やアドバイスをしてくれる会社を選んでください!

台風の屋根修理には火災保険が適用されます

台風で屋根が飛ばされた際の屋根修理は風災と認定されて火災保険を使って工事ができるので保険を申請しましょう。

問題は屋根の写真などがないと風災ではなく劣化ですと言って受け付けてくれない保険会社も稀にあるので屋根修理会社に屋根の点検や写真を撮ってもらい調査をしっかりしてください!

まとめ

台風などの後は気づかないうちに屋根が飛んで雨漏りする状態になっていることが多い為、翌日には点検応急処置をして本格的な屋根工事が必要な場合には火災保険を使用して工事を行なってください

世田谷区や杉並区など東京都内の方から屋根、雨漏り修理や外壁塗装などのリフォームの依頼をたくさん受けております!

台風の後屋根などの点検をしない事は家に様々なリスクを引き起こし一番危険です!

そうなる前に屋根、外壁修理のプロの定期的な点検が必要です、しかしすでに雨漏りを起こしている方も対処法がありますのでご安心ください!

台風の後の屋根外壁点検や屋根雨漏り修理などのご相談はすべて無料です。お気軽にご連絡ください!

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