賃貸アパートオーナー様から屋根外装リフォームのご依頼をよく受けておりますが火災保険などには加入しているが定期的な点検やリフォームをされずに放置されて大きなリスクを背負ってしまった方が多いので解説します。

1 アパートの家賃を下げないといけない

屋根雨漏り修理や外壁塗装を怠り被害を出してしまうと家賃を下げないと入居してくれなくなるというだけでなくそもそも民法によってこのような事が記載されています。

民法によるとアパートなどの賃料は、使用ができなくなった場合その箇所につき減額されなければならない という内容のことが定められています。エアコンや水回り、トイレなどはもちろんの事雨漏りなどによる被害や制限についても10から50%もの家賃の減額が行われているようです。さらに雨漏りの被害がひどく電気系統の利用なども制限された場合は減額がもっと高額になりオーナーのリスクが増大します。

2 アパートの空室のリスクが発生する

一度雨漏りを起こし放置すると外部の修理をしても壁内部の断熱材や屋根裏の木材に湿気が溜まって異臭がしたり木造であればシロアリが発生して建物が歪んでしまうことも考えられます。さらに外装のリフォームを怠って外階段がサビて人身事故が起こったり、外壁にクラック(ヒビ割れ)などが出てしまった物件はそのままにすると見栄えが悪くなり入居が決まらない空室の原因になります。

そのような事が続けば仲介している不動産屋さんも入居者が決まらないすぐ解約されてしまうオーナーさんに優先的に入居者を紹介する事ができなくなり賃貸空室のリスクが増大してしまいます。

3 定期的なリフォームを怠った物件は火災保険でリフォームができない

屋根修理や外壁塗装などのリフォームを火災保険を使って行う方は多いですがあくまでも台風などの風災や大雪、火災による被害が出た場合において保障されるものであり経年劣化により生じた損傷については火災保険で保証されません。

つまり長年屋根の雨漏り修理や外壁塗装などの定期点検メンテナンスなどをせず放置された物件が被害を起こしても経年劣化と判断される場合が多くせっかく長年保険料を払っていても保証されない賃貸アパートオーナー様もいらっしゃいました。大掛かりなリフォームを毎回行わなくても定期的な点検補修を行なっておくだけでも保険が降りるようにできるので点検メンテナンスは重要です。

4 アパートを放置すると人身事故につながる

賃貸アパートはリフォームを放置するとサビたり腐ったりして階段が抜ける天井が落ちるなど様々な人身事故のリスクが増えます。入居者が巻き込まれるだけでなく近所にお住まいの方や来客の方が関係してくるとますます厄介になってしまうのでただリフォームをするだけでなくそういった危険がないかしっかりした点検を合わせて行なってください!

詳しくはこちらにまとめてあるのでどうぞご覧ください

アパートのリフォームを放置した事故

工事金額を安く親得たりするため自分で外壁の補修や屋根の修理をしようとされる方がいますが危険なので絶対にやめてください!

まとめ

賃貸アパートのリフォームや修理を放置すると空室や賃料を下げるリスクが発生するだけでなく火災保険で屋根雨漏り、外壁塗装ができないまたは人身事故のリスクが出てしまうこともあるので注意してください!

世田谷区や杉並区など東京都内の賃貸アパートオーナー様から屋根、雨漏り修理、外壁塗装や内装リフォーム工事などのご相談をたくさん受けております!

悩まれている方は工事をする前に屋根、外壁修理のプロにご相談ください、点検やアドバイスなども行います。

賃貸アパートオーナー様で屋根雨漏り修理、外壁塗装などのお悩みや相談や、点検調査見積もりはすべて無料です。お気軽にご連絡ください!

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