近年日本列島各地で地震が頻発しています。東日本大震災から10年が過ぎましたが阪神大震災や東日本大震災時に被害を受けた屋根の多くは日本瓦屋根です。

その被害の多くは棟の崩れなどの被害です、建物全体に対して頭が重くなれば揺れた時の振れ幅は大きくなるので屋根の高い箇所にある棟瓦は被害を受けやすいです。

1 屋根の耐震工事

そこで屋根の耐震リフォームが必要になるのですが雨漏り修理や雨漏り対策も兼ねて瓦屋根の葺き替え工事(屋根の交換)をお勧めします。

使う屋根材は金属屋根がお勧めです、スレート屋根を進める方もいらっしゃいますが金属屋根が瓦の重さの10分の1くらいに対して、スレート屋根は以外に重く瓦の重さの半分くらいもあります。

総重量となるとかなりの重さの違いになり耐震性に影響が出ます。

更にスレート屋根は10年くらいで屋根塗装の必要も出て来ますし耐用年数も長くありません。

2 屋根の悪質訪問販売

地震の後などには耐震対策だと言ってガチガチに全ての瓦をコーキングで固めて100万円以上取る(ラバーコーキング)ような業者も存在します。しかしそのような工事は雨漏りの原因になりますしコーキングで固めても重さは変わらないので意味のない工事です。

そもそも実際雨漏りが起きていたり、屋根が崩れている家の対策工事と、予防する工事は違いますので雨漏りしている屋根を塗装しても雨漏りは直らないと言うように屋根の状況を把握して必要な工事をする必要があります。

今も飛び込みの訪問販売の業者などで詐欺被害が起こっていますの古い瓦屋根にお住まいの方などは注意してください。

3 補助金や保険を使って屋根工事

実際工事するとなっても屋根工事は高額になります。

東京都にお住まいの場合は耐震改修工事の補助金として木造住宅1棟に対して150万円から200万円の補助金が交付されます。

しかし補助金を使って0円で屋根工事ができると言って補助金の申請をする前に工事の契約をする飛び込みの訪問販売の業者も存在するので絶対に契約してはいけません。

まず屋根の状態を徹底的に調査点検して適正な見積もりを出してもらってから、申請して契約するという流れを守ってくだださい。

今すぐ雨漏りしていないのであれば複数社に見積もりを依頼(相見積もり)をしてください。

世田谷区や杉並区など東京都内の方から屋根葺き替え工事などのリフォーム工事などのご相談をたくさん受けております!

悩まれている方は工事をする前に屋根、外壁修理のプロにご相談ください、点検やアドバイスなども行います。

屋根葺き替え工事、外壁塗装などのお悩みや相談や、点検調査見積もりはすべて無料です。お気軽にご連絡ください!

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