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屋根の種類を徹底解説|スレート・瓦・ガルバリウム鋼板などの違い

屋根の種類を徹底解説|スレート・瓦・ガルバリウム鋼板などの違い

屋根の種類を徹底解説|スレート・瓦・ガルバリウム鋼板・アスファルトシングルの違い

戸建て住宅にはさまざまな種類の屋根が使われています。

見た目だけでなく、重量・耐久性・メンテナンス方法・修理方法などにも違いがあるため、屋根修理やリフォームをするときは現在どの屋根材が使われているのかを知ることが大切です。

今回は、住宅で使用される代表的な屋根材について、それぞれの特徴やメンテナンス方法を解説します。

1.スレート屋根

戸建て住宅でよく見られるのがスレート屋根です。

薄い板状の屋根材を重ねながら施工する屋根で、比較的軽量で、さまざまな住宅に使用されています。

経年によって、

・色あせ
・苔や汚れ
・ひび割れ
・欠け
・反り

などが見られることがあります。

ただし、色あせているからといって、すぐに屋根全体を交換する必要があるとは限りません。

表面の状態だけでなく、屋根材・棟板金・ルーフィング・下地などを総合的に確認して修理方法を判断します。

2.ガルバリウム鋼板などの金属屋根

 

近年の屋根リフォームでよく使用されているのが金属屋根です。

代表的なものにガルバリウム鋼板や、さらに耐食性を高めた鋼板を使用した製品があります。

金属屋根の大きな特徴は比較的軽量であることです。

そのため、既存のスレート屋根の上から新しい屋根を施工する「屋根カバー工法」でも使用されることがあります。

製品によっては裏側に断熱材が一体化されているタイプもあります。

3.瓦屋根

日本の住宅で古くから使用されているのが瓦です。

瓦自体は耐久性が高く、一枚単位で交換できることも特徴です。

一方で、瓦屋根は瓦だけを見ればよいわけではありません。

棟部分、漆喰、防水層、下地なども屋根を構成しています。

そのため瓦がきれいでも、内部まで同じ状態とは限りません。

また、スレートや金属屋根と比較すると重量があるため、屋根リフォームでは建物全体の条件を考えて工法を選ぶ必要があります。

4.アスファルトシングル

アスファルトシングルは、基材にアスファルトを含浸させ、表面に石粒などを施した屋根材です。

柔軟性があり、複雑な屋根形状にも対応しやすい特徴があります。

表面に石粒があるため、スレートや金属屋根とは少し違った外観になります。

経年すると表面の石粒が落ちたり、端部が浮いたりする場合があります。

強風などの影響も考えながら状態を確認することが重要です。

5.トタン屋根

築年数が経過した住宅などでは、トタン屋根が使われていることがあります。

トタンは亜鉛めっき鋼板を使用した金属屋根です。

軽量というメリットがありますが、長期間使用すると錆や塗膜の劣化が発生することがあります。

劣化状態によって、

塗装
部分補修
カバー工法
葺き替え

などから修理方法を検討します。

現在では屋根を改修する際に、より耐食性を考慮した金属屋根へ変更するケースもあります。

6.立平葺き

立平葺きは金属屋根の施工方法の一つです。

屋根の上から軒先方向へ縦方向に継ぎ目が伸びているのが特徴です。

水が流れる方向に対して横方向の継ぎ目を少なくできるため、比較的緩い勾配の屋根でも採用されることがあります。

シンプルな外観で、新築だけでなく屋根リフォームでも使われています。

ただし施工できる条件は屋根の形状や勾配などによって変わります。

屋根材だけで屋根の性能は決まらない

ここは屋根選びで非常に重要です。

「どの屋根材が一番いいですか?」と聞かれることがありますが、屋根は表面材だけで性能が決まるわけではありません。

基本的には、

屋根材

ルーフィング

野地板

屋根構造

という複数の層で構成されています。

さらに棟・軒先・ケラバ・谷・壁際などには、雨水を適切に排出するための板金や役物があります。

高性能な屋根材を使用しても、下葺きや雨仕舞いが適切でなければ十分とはいえません。

屋根の形にも種類がある

「屋根の種類」という言葉には、屋根材だけでなく屋根の形状という意味もあります。

代表的なのは、

切妻屋根:2方向に屋根面があるシンプルな形状

寄棟屋根:4方向に屋根面がある形状

片流れ屋根:一方向へ傾斜した形状

入母屋屋根:寄棟と切妻を組み合わせたような形状

などです。

屋根形状によって棟・谷・ケラバなどの数が変わるため、雨仕舞いや工事費にも影響します。

屋根リフォームでは何を基準に選ぶ?

屋根材を選ぶ場合、価格だけで決めるのはおすすめしません。

確認したいのは、

重量・耐久性・屋根勾配・建物の構造・メンテナンス性・将来の修理方法・予算

などです。

例えば既存スレート屋根をカバー工法で改修する場合と、古い瓦屋根を葺き替える場合では、適した屋根材や施工方法が異なります。

「人気の屋根材だから」という理由だけではなく、その住宅に適しているかで判断することが重要です。

まとめ

戸建て住宅には、スレート・瓦・金属屋根・アスファルトシングル・トタンなど、さまざまな種類の屋根材があります。

それぞれに特徴があり、「この屋根材がすべての住宅で一番良い」というものではありません。

また、屋根の耐久性や雨漏り対策では、表面の屋根材だけでなく、ルーフィング・野地板・棟・谷・軒先・壁際などの施工も重要です。

世田谷区で屋根修理や屋根リフォームをご検討の場合は、現在の屋根材と下地の状態を確認したうえで、部分修理・塗装・カバー工法・葺き替えなど適した方法を検討しましょう。

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